より良い未来のために [★...日記]
昨日の、加害者意識と被害者意識で思い出した事があります。
それは、数年前に見た番組で実際にアメリカの大学でおこなった授業です。
刑務所での生活を実際に自分たちで演じるのです。
クラスの中で監視役と監獄側と分けられ、数日間に渡っておこなわれました。
最初の数日は、ちょっぴりふざけたような?雰囲気はありましたが、日を追うごとに本物の刑務所のようになってくるのです。
最後のほうでは、ちょっと咳をしたくらいで、監視役がすぐに飛んで来て、激しく怒られたりします。
特に監視役をしていた男の子は自分の心がどんどんエスカレートしていくのが止められなくなっていくのがわかったそうです。
自分が支配者のようになってしまうんですね。
そして、監獄に入った学生たちも、自分の自由な心がどんどんなくなり、ひどくみじめで泣きたくなったそうです。
これは、授業ですから、時間とともに感情は薄れていくと思います。
どちらも、経験をさせていただいたという感謝の気持ちとともに手放す事が割合すぐにできると思います。
環境と、自分たちの思いが刑務所という場を簡単につくりあげていくことが出来てしまう。
加害者意識と被害者意識を今の時期手放すのは、もう、新しい世界では同じような世界を作らなくていいということですね。
そういうことを一人一人が心の中で思うだけで未来はよりよい方向に進むことができるんだろうと思います。
2011-08-27 20:36
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