やさしいお兄さん [★...日記]
これは、私の姉に聞いた話ですが...
3.11の地震以降、新聞配達のお兄さんが気を使ってくれるのだそう
そのお兄さんは東北出身者で、自分の担当の地区のお客さまに新聞を配りながら声かけをしてくれていたのです。
特に東京都内は、外国の人も、地方の方もいろいろな場所から来ていて、意外にも知り合いが少ないのです。
地震がくるまでは、黙々と新聞を配り、集金の時も必要な言葉以外は喋らなかったそうです。
東北の方特有の素朴な優しさが身にしみて、とても嬉しかったようです。
そのお兄さんが、あるとき、自分の故郷に帰った時のショックや悲しみも話してくれました。
新聞やテレビでは触れる事のない絶望感。
姉の出来ることとは、娘の小さくなった洋服を送ったことでした。
何かお手伝いがしたいと思っても、なかなか情報がなく、どうしようと思っているうちに時間がけが過ぎてしまうものです。
でも、こんな風に優しい気遣いをしてくれる人に出会えたら...やっぱり力になりたいって思います。
2011-10-25 19:57
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