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石から感じたこと [★...天然石・石]

考古学の発掘調査は、発掘した後は、整理作業というのがありました。


私は事務でしたから、パソコン作業が多かったのですが、ある日、「いつも同じ仕事だと飽きちゃうでしょう?」と言われ、組み立て作業をお手伝いしました。


それは、かけた石と石を組み立てていく作業で、作業員全員がひととおり、組み立てた後でもありました。


「単純作業だからさ、嫌になっちゃうから順番に皆にやってもらうの。それに人が替わることによって、新たな発見がみつかることもあるし!」って聞きながら石のある場所へいきました。


私も石と石を持ち、あらゆる角度であわせていきました。


すると、不思議な事にぴたっとくっつく時があり、かけらが最初の石に戻って行くのです。


その石を握りしめていると、なんだかおいしそう。


お肉の焼けていく感じがリアルに感じました。


おなかがすき、なんだか無性に食べたい気持ちになりました。


責任者の方に、ふと、その事を言うと、「そうなんだ、この石達は本来、丸く輪を描くように置かれて、たき火をしてコンロのような役割をしたんだよ。その日とれた獲物を焼いて食べたんだ。だからおいしそうな感じがするんだよ。」と教えてくれました。


人が使っていたものというのは、時代を経ても教えてくれる時がありますね。


2011年11月から2012年12月にかけて石の活性化があるそうですが、どんな風に石が変わるのか…楽しみですね!


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